日本ビール党の部屋

ビール、食べ歩き、俳句、などなど

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御岳山にて、銀漢俳句会の鍛錬合宿


6月最後の週末、御岳山で行われた銀漢俳句会の鍛錬合宿に参加した。

集合場所は青梅線の御嶽駅だけど、ほとんどの人は同じ中央線から乗り入れのホリデー快速に乗ってくるから、車中でほぼみんな集合してる感じ。

駅前からバスで「ケーブル下」へ、そこから坂道を少し上がったところにある滝本駅からは、御岳登山ケーブルカーで急こう配を登って行く。



御岳山駅からは徒歩で、緑に囲まれた中を歩く。途中御岳ビジターセンターで御岳山の自然についてのレクチャーを受けたんだけど、花とか野生動物とかの説明に、一同真剣に聞き入る。なんせこの花とか動物とかで一句できるかどうかの瀬戸際だからね。

説明にもあったユキノシタは、そこここで咲いている。普段歩いている時は気にも留めない小さな花も、アップで見るとなかなか可愛らしい。


霧雨をあつめてくっきりと浮かび上がる蜘蛛の巣、蜘蛛の囲とも呼ぶ。


ルビー色で美しいふさすぐりの実、赤いのはすっぱいから生食には向かないらしいけど、すかさず一粒つまんで口に含む人もいる。その味や感想を俳句にしようって言う魂胆かもね。


今回の宿泊地であり、句会場でもある「御岳山荘」。
ここ御岳山は、山頂に武蔵御嶽神社をいただく信仰の山であり、御岳山荘は、江戸時代から御嶽神社を参拝する人におもてなしを提供してきた宿坊だ。
このあたりの宿坊の荘主は、御嶽神社の神職を兼務しているらしい。


山荘内には立派な神棚が祭られていて、早速幹部の皆さんが参拝する。


各自持込みのランチを済ませたところで、最初の出句締切。
この課題は事前に出ていて、兼題(指定された季語を使った俳句を作る)が「夕立・夏の月・田植・金魚・青梅」、
当季雑詠(今の季節の俳句なら何でも)で、合計10句、何とか出句して句会を行う。
句会の後は夕食まで、しばしのフリータイム。とは言っても夜の句会のために、この間にまた俳句を10句作らねばならない。今回は兼題無しで、嘱目吟(目に触れたものを即興で俳句にする)。

悶々と考えていても俳句は出てこないから、ふらりと散歩に出る。一緒に出たYO氏は明日どうしてもはずせない用事があるため、鍛練句会はここまでで、これから御嶽神社を参拝してからケーブルカーで下山して帰宅するとのことで、宿の前で別れる。
ふと目に触れる蛍袋、これも季語なんだけど、なんか俳句にならない。


石段を登って、うっそうとした夏霧につつまれた、武蔵御嶽神社。




参道にはどこか懐かしい感じのする、門前商店街がある。
軒下に咲く花など見ながら、俳句、出てこないかな~と歩いていると・・・


気が付けば、とある一軒のお店に誘い込まれて、突発的宴会に合流!
先に帰ったはずのYO氏も、なぜか一緒に飲んでるけど、だいじょうぶなのかな。


ヤマトタケル東征の頃からあると伝えられる巨木は、神代ケヤキ。




で、まあ、俳句の方は何とか無理無理10句にまとめて、夕食タイム。


このあたりは、どこの宿でも自家製のコンニャクを出してくれるらしいけど、この御岳荘のコンニャクも、癖がなくてプリプリとした食感が美味しい。
ショウガ醤油でさっぱりいただく。このコンニャク、お願いしておくと帰るときにお土産用に分けていただけるんで、今年も2つオーダーしておく。


真剣な俳句の合宿ではあるけれど、夕食時は和やかにビールやお酒も出る。
お疲れさまの、乾杯!


宿坊だから精進料理っていう訳では無くて、魚も海老も出てくる。




残ったお酒も全部片付けて、ご飯にやまかけで美味しくいただく。
結果、やや眠気に襲われる。ピンチだ。


畳敷きの大広間に箱膳をずらりと並べた夕食宴会、これ自体なんか昭和の遺産的懐かしの風景。


夜の句会を何とかこなして、女子部屋で二次会♪


翌朝、晴れ渡る空の下、どんよりと目覚める。
希望者は朝食前に、朝7時に御嶽神社で行われる日供祭に参加することになっている。
多くの真面目な俳人たちは私たちみたいに夜更かししていなかったらしく、もっとずっと早くに目覚めて、すでに朝の散策に向かった後みたいだけど、私はなるべくギリギリまで寝ていたから、1人でふらふらと御嶽神社に向かう。単純な道だし、去年も昨日も来てるからと油断していたら、果たして道を間違えたらしく、見覚えのないところに来てしまう。でも落ち着いて高い方に向かって行くと、やがて道は参道につながり、無事に御嶽神社でみなさんと合流できた。良かった。






朝食、シンプルだけどご飯のお代わりする人続出。山で食べると美味しいのだ。


朝食後は3回目の句会、兼題「梅干・滴り・夏座敷・青りんご・昼寝・風鈴」、嘱目吟で合計10句出し。
何だか食べ物の写真ばっかりなので、1枚だけ、句会風景の写真を。
みんな真剣、私も頑張らなくっちゃね。


句会が終って、ランチタイム。
御岳山荘で用意してくださったお蕎麦を、つるつるっといただく。


こうして40人超のイベントも、無事終了。
指導役の皆さまからのコメントをいただき、会の企画進行をやってくださった幹事団へは感謝の拍手。
皆さま、ありがとうございました!

山荘からケーブルカー駅までは、また緑の中をのんびり歩く。
途中ズッキーニの直売をしているコーナーで早速買物をしてる人もいる。

おひささんと私は、ケーブルカー駅で下界を眺めながら、お疲れさまの乾杯!







 
◆武蔵御嶽神社 http://www.musashimitakejinja.jp/
 
◆みたけ山観光協会 http://www.mt-mitake.gr.jp/
 
今日の一句
 夏霧に灯とけだす御師の宿


こうして無事に山を降りて、御岳山駅に到着
これはもうどうあっても、反省会をやらなくっちゃね。

(つづく)
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コメント

No title

内緒さん、ありがとうございます、メールしたから見て!

No title

本日の業務終了!タイトルを見て「いよいよ、ともちゃんも山!」と飛んできた次第(笑)
おう!蜘蛛の囲・・風情がありますな♡
定例会とちがって、必死になっているみなさんの姿に感銘を覚えます♪
山野草もいっぱいあって、素敵な句が作れたことでしょう

No title

カンタービレさん、登山客の方もたくさんいましたが、私たちは俳句でした。
そうそう、帰り道、私たちと入れ違いに救助隊っぽい人たちが大勢、どうやらロックガーデンで滑落(?)事故があって、けが人がでたようです。カンタービレさん、これからも安全安心登山でよろしくお願いします!

No title

「おんたけさん」じゃなくて「みたけさん」だったんですね。「駒鳥売店」が「焼鳥売店」に見えてしまいました。室温32.4℃、だいぶ涼しくなってきましたが…、だいぶやられてるようです。宿坊で涼しくお過ごしでしょうか。奥多摩までの尾根歩きも楽しいのでチャレンジしてみてください。頑張れば、温泉もあります。
こん。

No title

こう言うシンプルな朝食がいいですね。

No title

こんさん、良く分かりませんがルーツは同じなんでしょうね。
青梅では駅名や地名は御岳(ミタケ)山、神社は御嶽(ミタケ)神社です。コメントをいただいて少しググってみましたが、全国的にはミタケサン、オンタケサンの他にミタケヤマ、オンタケヤマという呼び名もあるようです。ご存じとは思いますが、嶽は岳の旧字なので、漢字的には同名ですね。

No title

ナブーさん、まさに日本の朝食の王道って感じでした。

No title

食事も凄いですけど 霧が濃くて 何とも言えませんねぇ~っ。 最近 観ないので 良いですねぇ~っ。

No title

hofner500/1 61さん、うっそうとした林に霧がかかって、神秘的な雰囲気でした。ちなみに俳句では「霧」は秋の季語で、夏の場合は夏霧とか夏の霧と表現します。

No title

> tomo@日本ビール党の部屋さん
なるほどぉ。 勉強に 為ります。 ふ~む。 ふむふむ。 水墨画の世界です。 処で お魚は 岩魚ですかぁ~っ。!?

No title

hofner500/1 61さん、魚の事は良く分かりませんが、もしかしたら鮎だったかも。

No title

> tomo@日本ビール党の部屋さん
太いですねぇ~っ。 !? 美味しいに決まっております。 (爆)

No title

美味しそうなものばかりッスね

No title

かわしりさん、厳しい俳句合宿のはずが、やっぱり食べ過ぎた。

No title

出区締切→出句締切

No title

hofner500/1 61さん、美味しかったです。

No title

kazubon、了解。
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Author : tomo日本ビール党の部屋

Yahoo!ブログから引っ越してきました。
飲み歩き、食べ歩き、家ごはん、趣味の俳句関係、ちょっぴりゴルフ、その他もろもろの日常をだらだらとアップしていきます。

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