11月7日の木曜日、目覚めるといつも枕元で充電しているはずのスマホが見当たらない。
そうだ、前夜帰宅した時に見当たらなかったけど、そのまま寝てしまったのであった。
置き忘れたとすると、①銀漢亭、②炒飯屋、③帰りの電車、のうちのどこかだけれど、炒飯屋で持っていた記憶があるから、②か③だ。③だとちょっと厄介かも…
と思いつつ、今はPCから簡単に現在位置を検出可能で、今回は②であることが判明する。
夜はどうせ銀漢亭で十六夜句会だからその時取りに行こうと決めて、諸雑事に取り組む。
ところが、知らぬ間にすっかりスマホに頼る生活になっていて、何かと不便極まりない。
こういうのが無い時代にはもう戻れないのかな。
そうこうするうちに夕刻、まずは炒飯屋さんに立ち寄って無事スマホを回収して、銀漢亭へ。ハッピーアワーの生ビールをいただいて一息つく。この日はKちゃんがカウンター担当かと思ったら、笑顔のUちゃんが迎えてくれる。そしてカウンターにはUちゃんファンが集う。
句会は二階の会議室にてノンアルで、兼題は茸一般・菊括る、その場で出される席題は粕汁、あと当季雑詠で四句出しね。
終了後は一階銀漢亭に舞い戻っての反省会。粕汁をはじめとした美味しくてヘルシーなお料理を楽しむ。
これで炒飯屋さんに寄ってまたスマホを忘れると振り出しに戻っちゃうので、この日はまっすぐ帰ったのであった。
◆銀漢亭(ギンカンテイ) 千代田区神田神保町2-20 1F 03-3264-7107
キャッシュオンデリバリーの立ち飲みダイニングバー、俳句関係者多いけど、一般のお客さんも歓迎。土日祝休、年末年始等その他不定休や早仕舞あり。
~ 今日の俳句 ~
寒菊を括り広げる日の光
白々と闇に溶け入る一夜茸
初霜の消ゆるまで野を光らせて
粕汁や窓は仄かに曇りゆく
サルベージしたスマホで、早速パチリ。
ハッピーアワーの生ビール、18:30までのオーダーで最初の一杯が200円。
で、句会を終えて反省会。この日も野菜が豊富。
兼題は、仕込み中の粕汁を見て決まったのかな。美味しくてヘルシーな具沢山。
悪酔い・二日酔い防止効果があると言う柿もたっぷりと。
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11月6日の水曜日は、宙(ソラ)句会に参加した。
若手主体で瑞々しい感性にあふれた元気の良い宙句会、いつもは神保町の公共施設で開催しているんだけど、今月は場所が取れなかったようで麹町の公共施設での開催となる。
兼題は、小春・初霜・当季雑詠の五句出しだ。
<季語tomo君>
小春~こはる、初冬の季語。まだ本格的な冬にならず、春先を思わせるような暖かい陽気のこと。
で、麹町で句会をやったから麹町で反省会をやるかと言うとそう言うことも無くて、句会を少し早めに切り上げて、わざわざ地下鉄で神保町に移動して、やっぱり銀漢亭での反省会となる。
みんな、ほんとに銀漢亭が好きなんだね。
この日は突然の重大発表があったりしてちょっとざわつく感じの反省会。
ってことで、やはりそのままでは終わらず、超精鋭たちはいつもの炒飯屋へと吸い込まれて行ったのであった。
◆銀漢亭(ギンカンテイ) 千代田区神田神保町2-20 1F 03-3264-7107
キャッシュオンデリバリーの立ち飲みダイニングバー、俳句関係者多いけど、一般のお客さんも歓迎。通常は土日祝休、年末年始等その他不定休や早仕舞あり。
◆炒飯屋一(チャーハンヤイチ) 千代田区神田神保町2-2 亀山ビル 1F 03-3263-5545
店名は炒飯屋だけど、メニューは中華全般あり。フロアのお姉さんが良い感じ。
~ 今日の俳句 ~
木の実落つ今は風無き風の宮
トースターからパン飛び出してくる小春
小春日のみどり児少し乳を吐き
句会のあと、わざわざ地下鉄で銀漢亭へ。
おつかれさまの、乾杯!
大皿料理いろいろ。
こんなお酒もでてたね。
そして超精鋭たちは、炒飯屋で酔っ払いの密談を。
伊勢から帰ってきての一週間は諸般の事情に忙殺されて過ぎ、11月2日の土曜日。
この日は2011年11月に誕生した大倉句会の、八周年生誕祭が行われた。
毎年のように行われている生誕の祭りではあるが、今回は初の試みとして平日の夜ではなく、土曜日の昼から、お休みの銀漢亭を臨時貸切営業してもらっての開催だ。
参加者は32名。大倉句会メンバーに加えていつも選者をしてくださっている銀漢亭店主さま、YM氏、SY氏、NI氏、会の運営でお世話になっているJ子さん、銀漢亭カウンタースタッフとして何かとお世話になっているKちゃん、ITさんも加わってくれている。
例によって、山のような差し入れが溢れる。
O師は何日も前から張り切って、おでんや魚介類を用意しているらしい。
特におでんは仕込みを目撃した人によると「100人で食べても余りあるのではないか」と言う状況らしい。大根の皮むきやゆでたまごの殻むきは、たまたま仕込みに居合わせたKちゃんなどの協力もあおいだらしい。
ちくわぶ好きの私はO師に、
「ちくわぶいれてくださいね」
とお願いしたんだけど、
「ばかやろう、そんなもんいれるか(O師はちくわぶが好きでないらしい)」
とのこと。
仕方なくちくわぶと、先日金沢で食べて美味しかった車麩だけのおでんを仕込んで持参する。
ところがO師ったら、ちゃんとちくわぶも仕込んでくれていたので、この日のおでんはちくわぶ豊富となる。
もちろんO師特製の大鉄板焼きそばもある。
そしてO師が漁船からゲットしてきた鮪の刺身、これがすごかった。
O師の鮪はいつもすごいんだけど、この日のは一際すごい、赤身もトロもとにかく美味しい。
今まで食べてきた鮪は何だったんだと思う。写真を撮る間もなく消える。
生誕祭の進行は、乾杯やゲスト紹介に続いて今月分の選者先生方の選句の披講と高得点句の表彰が行われる。最高得点はKM氏、次点はO師だった。
その後飲んだり食べたりしながら、大倉句会メンバー以外の方も含めた参加者全員で席題(その場で決めて出すお題)神の留守・おでんで2句出しの句会を開催する。
何とわたくし、最高得点となったのよ、おほほほほ♪
<裏tomo君>
3人が最高得点タイだったけど、アンタの句はO師が「意味わかんねえ」って言ってたよ。
恒例、大鍋の殻付き蒸し牡蠣も登場、店内満員状態なので店先に鍋ごと運びだし、O師がナイフさばきも鮮やかに殻を剥いて行く。
私たちは難民の様に、皿を持ってその前に並び、牡蠣の配給を受ける。
生牡蠣も焼牡蠣も牡蠣フライも美味しいけど、やっぱり美味しい牡蠣はシンプルに蒸したのが一番だよね。
これにてお開きとなる。さすがに食べきれなかったおでんは小袋に分けて、お土産で希望者が持ち帰りね。
でも、みんなこのまま帰るはずも無く、精鋭たちはいつもの角の炒飯屋になだれ込んでまた乾杯が繰り返されるのであった。
<目撃tomo君>
アンタ、隙を見ておでん2つ持って帰ってたよね。
◆銀漢亭(ギンカンテイ) 千代田区神田神保町2-20 1F 03-3264-7107
キャッシュオンデリバリーの立ち飲みダイニングバー、俳句関係者多いけど、一般のお客さんも歓迎。通常は土日祝休、年末年始等その他不定休や早仕舞あり。
◆炒飯屋一(チャーハンヤイチ) 千代田区神田神保町2-2 亀山ビル 1F 03-3263-5545
店名は炒飯屋だけど、メニューは中華全般あり。フロアのお姉さんが良い感じ。
~ 今日の俳句 ~
切干の土の匂ひと日の匂ひ
売約の札高々と熊手市
花びらの一つ失ひ帰り花
暁光の赤みを透かす帰り花
小春日の腕のみどり児笑まひけり
軍曹のやうな女将とおでん酒
飲み屋並ぶ路地の祠の神も留守
フルーツ盛り合わせも最初からどーんと出て来る。
仙台から差し入れの牛タン、食べ損ねているうちに消えた。
ぷるぷるコラーゲンの豚足も差し入れ。
O師仕込みの大鍋おでん、この何倍もキッチンに控えている。
焼きそばもどんどん出て来る。
神奈川県で2番目に人気のパン店、ザクロのパンいろいろ。
自家製の山椒煮も、差し入れだよ。
お酒も限りなく色々ある。
席題が出て、2句出しの句会を開催。
Kちゃんも句会に参戦なのだ。
できた俳句は短冊に書いて提出する。
その場で清記、コピーして配られるから、選句をする。
そして店先には殻付きの蒸し牡蠣の大鍋が登場
O師が華麗なるナイフさばきで次々と剥いてゆく。
ずらりと書き出された、差し入れ品いろいろ。
そして精鋭たちは炒飯屋へ~
翌27日、朝食をいただいて、この日は大型バス2台を連ねて、外宮へ。
内宮の本宮は高い板塀の隙間から見るスタイルだったけれど、外宮は板塀の高さが低く、直接見ることができる。次回の遷宮で使うはずの空き地は、何の隔たりも無く見ることができて、撮影もOKだ。(内宮はそもそも空き地周辺は一般立ち入り禁止)
内宮の橋は右側通行で外宮は左側通行、同じ伊勢神宮でも色々と違いがあるんだね。
バスはこの後朝熊山(あさまやま)の山頂近くにある金剛證寺へ、かつて伊勢神宮の鬼門を守る寺と言われていた古刹だ。
「お伊勢参らば朝熊(あさま)をかけよ、 朝熊かけねば片参り」
と、伊勢音頭にも歌われているところなんだとか。
石段を登り、本堂へ。でもこの先の、奥の院へ向かう参道がすごい。両側にずらりと塔婆がならんでいるのだ。しかもほとんどのものが床柱のように巨大だ。
このあたりでは江戸時代以降、宗派を問わず葬儀の後でこの寺を詣でて塔婆を建てる岳参りと言う習慣があって、おびただしい数の塔婆が建てられているんだね。
次の目的地は二見ヶ浦、夫婦岩で有名なところだ。
伊勢神宮の正式な参拝は、まずこの二見ヶ浦の立石浜で禊をしてから外宮、内宮とめぐるんだとか。あら、私たち、逆の順番になっちゃってるみたい。
この後はホテル清海にてランチ後、河合信如氏による伊勢神宮についてのご講話。
この話が面白い、長年の神職としてのご経験、そして広報の仕事をされていただけに、まさにプロの話しぶりだ。「常若(とこわか)」と言う言葉を広めたのも、河合氏。伊勢神宮についての著書も多数とのことで、じっくり読んでみたい気分になる。
<裏tomo君>
帰宅したころには本読もうなんてことすっかり忘れてるね。
最後に伊勢神宮についての各種の展示のある神宮徴古館を見学して、今回の吟行は無事終了。バスの中で五句の俳句を提出して、宇治山田駅にてバスを降りて、解散となる。
ここからは俳句のことはすっぱり忘れて、近鉄特急の「ファミリー席」なる個室で宴会、そして名古屋でさらにお弁当やお酒を買い込んでの車中宴会をやりながら、東京へと帰っていったのであった。
◆朝熊岳金剛證寺 三重県伊勢市朝熊町548 0596-22-1710
◆二見ヶ浦 夫婦岩(二見興玉神社) 三重県伊勢市二見町江575 0596-43-2020
~ 今日の俳句 ~
色無き風みそぎの浜の流木へ
うす霧の真珠の海のほの明かり
柿たわわ神のまします伊勢の畑
朝からお風呂に入ってお部屋でこそっとビールを飲んでから朝食へ、あおさの味噌汁が最高。
神宮会館には薔薇園があって、こんな感じでホールにも薫り高い薔薇が飾られていた。
火除橋(ひよけばし)を渡って外宮へ。
ここは次の式年遷宮で本宮を建てる空き地。
祭事を行う目印の岩、SNSでパワースポットだと拡散されて手をかざす人が多いので囲ったとのこと。ここはパワースポットでは無いし、神道の参拝は手かざしじゃなくて二礼二拍手一礼なのだ。
寝ている仏様の様にも見える岩。
この日も様々な神様に、参拝に次ぐ参拝。
伊勢神宮の鬼門を守る、金剛證寺へ。
池の鯉に餌をあげたりして和む。
撫で牛の頭に何やら乗っている。
大黒様かな?
奥宮に向かう道は、塔婆の林を抜けていくような一種異様な風景。
奥宮からは、かなたの海がぼんやり見える。
快適な大型バス2台を連ねた旅、伊勢志摩スカイラインの車窓からは、時折伊勢平野や海が見える。
二見ヶ浦の夫婦岩、この沖合には猿田彦大神ゆかりの霊石があると言う。
近くのホテル清海にて、ランチ。
そして、河合信如先生の講演。
講演の後で神宮徴古館を訪ね、最後にバスは宇治山田駅前へ。
この立派な駅と、路面電車を模したバス、ブラタモリにも出てたね。
居酒屋近鉄特急は行く~♪
伊勢吟行の前乗りで松阪をうろうろした後は、10月26日昼過ぎに集合場所の神宮会館へ。ここで総勢50人以上が集まって、吟行をスタートする。
今回の伊勢神宮吟行の案内人は、伊勢神宮に40年間奉職され、先の式年遷宮の広報責任者も務めた河合真如氏だ。この河合氏、なんだか松尾芭蕉のような服装なのに、まずびっくり。
伊勢神宮には天照大御神(あまてらすおおみかみ)をおまつりする皇大神宮(内宮)と、豊受大御神(とようけのおおみかみ)をおまつりする豊受大神宮(外宮)があり、本宮の他に別宮、摂社、末社、所管社と色々な神様をまつっている。
一同、五十鈴川にかかる宇治橋を渡って、内宮に向かう。
河合氏は要所要所で解説を入れながら案内して下さる。
本宮は高い板塀に囲まれていて、参拝後にその隙間から遠目に眺める。
本宮以外にもとにかくあちこちに神様がまつられているので、二礼二拍手一礼の連続となる。
神宮では、田や畑で作物も作るし、収穫した米を使って酒も作るし、海水から塩も作るし、とにかく手間がかかることを昔ながらの方法で行っている。
20年に1度行われる式年遷宮で多くの木材が必要になることから、毎年神職が山に入って、未来のための植林なども行っているんだとか。
再び宇治橋を渡って俗世に戻ったところで一旦解散して自由行動となり、多くの人にくっついて近くにある猿田彦神社に向かう。同じ境内にある佐瑠女(さるめ)神社は芸能の神様らしいから、宴会芸担当者たち全員でこちらも参拝する。
このあたりでどうにも喉が渇いてきた気がするので、ITさん、N蔵センパイ、おひささんと4人でおはらい町・おかげ横丁方面へ。
ああ、何ということでしょう、私の大好きな伊勢角ビール発見!
生ビールを楽しみ、ついでに部屋飲み用に缶ビールもたっぷり調達して、一旦宿に戻る。
ここで、本日のノルマである俳句五句を作って提出して、夕食宴会へ。
最初は大人しくスタートしたものの、次第に楽しく飲んで食べて盛り上がり、途中からは席も入り乱れてもう何が何だか…
宴がはねた後は、一部屋に集まって句会をやるグループには入らず、だらだら飲むグループの部屋でだらだら飲んで、吟行1日目は終了。
~ 今日の俳句 ~
薫るらむ神職醸すあらばしり
爽やかや神馬は留守と立看板
金風や指さし入るる五十鈴川
宇治橋を渡って内宮へ、この橋も式年遷宮のタイミングで架け替えられる。
五十鈴川は台風の後で水量が多めだったのかな。橋に並行して並んでいる柱みたいなのは、しがらみ。流木などが橋にぶつかるのを防ぐためのもの。
さざれ石が岩になって苔が生しているところに松が生えている。なんだかめでたい。
こちらは大正天皇お手植えの松らしいけど、特に何の説明板も無くさりげなく柵で囲われている。
伊勢神宮にはこういうのがゴロゴロあるから日常なのかも。
小さなお宮の謂れを聞きながら、俳句を考えながら、参拝していく。
この上に本宮があった、本宮はさすがに撮影禁止。
これはお米を貯蔵する倉、説明してくれている河合信如氏の服装、わかるかな。
式年遷宮は本宮以外のところでは順次行われていて、こちらは建て替えられたばかりみたいだ。
五十鈴川を渡って俗世に戻る、空には秋の雲。
猿田彦神社を出て、ビールに向かって歩く。
さすがと言うか、伊勢ではATMにおみくじがついてるみたいだ。
伊勢角の生ビールで、乾杯!
さらに部屋に戻って、ビールを飲む。
夕食宴会開始!
<裏tomo君>
なんか唐突に写真が終わってるね。